あ~タマりませんねぇ~濱口竜介監督映画に於ける『話し合い』って。『会話』って。『対話』って。
淡々と進むのに、ワタシが思いもしなかった展開になったり、思いもしなかった方向に行ったり、
もうドキドキしちゃう。今回もそれを堪能出来て大満足。
で、なにかと物議を醸す濱口竜介監督作品の登場人物が起こす「え?ここでなんでそうするの⁉」
という行動=アクションですが、ワタシは「あの人があそこでそうせざるを得なかったからしようがないじゃん」
と全肯定しています。
あ~タマりませんねぇ~濱口竜介監督映画に於ける『話し合い』って。『会話』って。『対話』って。
淡々と進むのに、ワタシが思いもしなかった展開になったり、思いもしなかった方向に行ったり、
もうドキドキしちゃう。今回もそれを堪能出来て大満足。
で、なにかと物議を醸す濱口竜介監督作品の登場人物が起こす「え?ここでなんでそうするの⁉」
という行動=アクションですが、ワタシは「あの人があそこでそうせざるを得なかったからしようがないじゃん」
と全肯定しています。
『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)・・ワタシはこの一本の映画に溺れ死んでもいい。
57歳になったアナ・トレント(『ミツバチのささやき』では5歳)のクロースアップを
目にしただけで涙がこみあげてしまう。アナだけではない、すべての俳優たちの顔が素晴らしい。
スクリーンの中のかれらと、時間を共にする。ただそれだけでじゅうぶんに幸せだ。
ずっと、ずっとかれらと一緒に居たいとおもう。
4月27日(土)~29日(月)
終日テイクアウトのみの営業となります。
30日(火)
昼の部 通常営業 夜の部 テイクアウトのみの営業。
5月1日(水)2日(木) 定休日です。
3日(金)~6日(月)
終日テイクアウトのみの営業となります。
映画を二本続けて見るなど何十年ぶりでしょう。長野ロキシーにて。
ビクトル・エリセ監督作品『ミツバチのささやき』(1973)と『エル・スール』(1983)
日本初公開の1985年から39年越しの再会。
スクリーンの中のアナとエストレリャは6歳のまま、8歳(15歳)のまま。
けれどワタシはずいぶん歳取ったせいか39年前より遥かに動揺してしまった、心も身体も。
あぁ、この二本の映画にいつまでも、ずっと、溺れていたい・・が、まだ溺れ死ぬ訳にはいかない。
ビクトル・エリセ31年振りの(!)新作『瞳をとじて』を未だ見ていないから。
何の気まぐれか長野市・茶臼山動物園へ。ここは動物ごとの区画が広くて好ましいですね。
・・でもねぇ、彼ら彼女らがかつては広い草原を深い森を自由に移動してた事をおもうと
やっぱり哀しくなってしまうんだなぁ・・
オラウータンのフジ子ちゃん、たぶん「ウツ」だとおもう。
長野県立美術館にて開催中です。
久方振りに、絵画を目の前にして、「身も心も震える」感覚を味わいました。
いちばんの目当ては大好きな岡鹿之助の作品(この展覧会の大トリの4点)でしたが、
中川一政、石井鶴三、梅原龍三郎の作品の前では「あぁやっぱりオリジナルを見なきゃなぁ」とあらためて感じ、鳥海青児の『水田』には「こんな泥んこの田んぼを描いた絵を見て何ンでこんなに喜びを感じるんだろう」と。
いやー楽しかった。鑑賞を強力に推薦します。東京の美術館の〈渋滞〉とは無縁、
静かに絵画と対話することが叶います。
アッシジの聖人フランチェスコと彼を慕う修道士たちの事蹟・・
どんな崇高な作品と思いきや、のっけからあまりに純粋で「イイ顔」の修道士たちが微笑ましい。
「なにもそこまで!」ってことばかりやらかしてくれる聖人たちよ。
それにしても雨に打たれ泥に塗れこずき回され縄跳びのナワにされ馬に引き摺られ
「役者ってタイヘンだぁ」と感心したら彼らは皆じっさいのフランシスコ会修道士たちだと!
まったく映画監督ってのは非道い連中だ。
アキ・カウリスマキ監督待望の復活作!ユルくて間抜けで情けないオトコ主役が何かを決断する切っ掛け、
そこにはいつもロケン・ロールが流れてる。単調で退屈な日常のようなエイト・ビート・・
だけどそれこそがガッツを呼び覚ます。
長野ロキシーで見た『ファースト・カウ』。なんとも愛おしい作品。
銃撃戦の無いアメリカ西部劇。先住民族と開拓民が争う場面も無い、保安官もお尋ね者も
登場しないアメリカ西部劇。フトおもえば、アメリカ西部劇とは『アメリカ西部開拓劇』であり、
開拓民それぞれの無数の物語があるはずなんですよね。