
11月3日。我が自治会、伊勢町・獅子保存会に舞っていただきました。


11月3日。我が自治会、伊勢町・獅子保存会に舞っていただきました。

従業員の藤村さんよりキノコの瓶詰めを頂きました。もちろん山で採れた天然ものです。
そのまんまを大根おろしで。あぁ・・「滋味」とはまさにこれなり。
どんな料理屋でも味わえません。

その後、朝顔伸び放題のまんま。でもまぁ日除けにもなってるしいいか。

ワタシがもっとも憧れ尊敬する姐さん、女優ジーナ・ローランズが亡くなってしまった。
彼女の最愛の夫であり最高の相棒だった故・ジョン・カサヴェテスは
ワタシがもっとも憧れ尊敬する兄さんだった。
この写真はワタシの店の片隅にいつも架かっている。
「きっと今頃は、こうして再び、ふたりは寄り添っているに違いない」
そう確信できる。

近所のタカコちゃんに分けてもらった朝顔。店の軒下に紐を渡したら、
ちゃあんと登ってく。健気だなぁ・・

自宅玄関脇の花壇。造園業者さんに「(花の選択と組み合わせが)レベル高いですねぇ、上級者ですねぇ」
と褒めていただきました。「わかるヒトにはわかる!」なんつって。
で、選択と組み合わせは、もちろんワタシの仕業ではありませーん。

あ~タマりませんねぇ~濱口竜介監督映画に於ける『話し合い』って。『会話』って。『対話』って。
淡々と進むのに、ワタシが思いもしなかった展開になったり、思いもしなかった方向に行ったり、
もうドキドキしちゃう。今回もそれを堪能出来て大満足。
で、なにかと物議を醸す濱口竜介監督作品の登場人物が起こす「え?ここでなんでそうするの⁉」
という行動=アクションですが、ワタシは「あの人があそこでそうせざるを得なかったからしようがないじゃん」
と全肯定しています。

『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ監督)・・ワタシはこの一本の映画に溺れ死んでもいい。
57歳になったアナ・トレント(『ミツバチのささやき』では5歳)のクロースアップを
目にしただけで涙がこみあげてしまう。アナだけではない、すべての俳優たちの顔が素晴らしい。
スクリーンの中のかれらと、時間を共にする。ただそれだけでじゅうぶんに幸せだ。
ずっと、ずっとかれらと一緒に居たいとおもう。

映画を二本続けて見るなど何十年ぶりでしょう。長野ロキシーにて。
ビクトル・エリセ監督作品『ミツバチのささやき』(1973)と『エル・スール』(1983)
日本初公開の1985年から39年越しの再会。
スクリーンの中のアナとエストレリャは6歳のまま、8歳(15歳)のまま。
けれどワタシはずいぶん歳取ったせいか39年前より遥かに動揺してしまった、心も身体も。
あぁ、この二本の映画にいつまでも、ずっと、溺れていたい・・が、まだ溺れ死ぬ訳にはいかない。
ビクトル・エリセ31年振りの(!)新作『瞳をとじて』を未だ見ていないから。

何の気まぐれか長野市・茶臼山動物園へ。ここは動物ごとの区画が広くて好ましいですね。
・・でもねぇ、彼ら彼女らがかつては広い草原を深い森を自由に移動してた事をおもうと
やっぱり哀しくなってしまうんだなぁ・・
オラウータンのフジ子ちゃん、たぶん「ウツ」だとおもう。