数十年ぶりに見た「ムード映画の帝王」ウォン・カーワァイ監督の最高作『花様年華』。

憧れのトニー・レオン憧れのマギー・チャンにひたすらため息つきながら(ムード映画ですから)

かんじたのは、彼らをもっとも輝かせるのは「香港という磁場」なのだということ。

けれどもそんな磁場は「ひとつの中国」によって永遠に失われてしまったのだということ。