数年来の懸案だった中庭と花壇の大改造工事(ホントは庭すべてを大改造したい)がようやくひと段落。
設計・施工は「外空創作室」藤本さん。植栽協力は「山野草 やましち」笹岡さんです。
数年来の懸案だった中庭と花壇の大改造工事(ホントは庭すべてを大改造したい)がようやくひと段落。
設計・施工は「外空創作室」藤本さん。植栽協力は「山野草 やましち」笹岡さんです。
かの『文藝春秋』のお取り寄せ『文春マルシェ』にて「京都の老舗によるちらし寿司」
〈冷凍〉で四人前送料込み9,260円。
片や我が町の『小布施堂』さんの「春菜寿司」(弥生・卯月の膳)
〈作った当日売りのみ〉で五人前税込み6,000円。
《真っ当》はどちらでしょうか。
坂本龍一が居るなら、教授が居てくれるなら大丈夫と、ワタシはずっと、ずっと、甘えてきた。
そうおもう。
『映画はいかにして死ぬか』その①
随分まえの事ですが思うところあって「映画にかんする、映画をめぐる本」数百冊を処分しました。
で、「これだけは取って置いた」はずの一冊が無いのに気が付いてその復刻版を買ったのですが(左)
装丁も造本も編集も気に入らず、古本でオリジナルを買う羽目に(右)。
ハタチそこそこの若き或る日、この本を読み終えたとき、映画のみならず、世界の見方見え方がすっかり変わってしまいました・・つっても相変わらずのロクデナシだったんですがアタシは。
それはさておき、しばらくはこの一冊をネタにいたします。
『エリック・クラプトン12小節の人生』アマゾンプライムで見られないのでDVDを購入。
クラプトン(なぜ皆、エリックではなくてクラプトンと呼ぶのだろう)の私生活に焦点が当てられ、
彼と音楽、彼とギターとの関係性を掘り下げる内容ではなく残念・・ってのは大嘘で、クラプトンと母親、
ジョージ・ハリスンの妻パティ・ボイド、麻薬、アルコールその他との関係を興味津々で見ました。
これを劇場で見た友人が「クラプトンってかっこいいね。でも最低のオトコだね」と。
たしかに・・でも真に驚くべきは、彼が未だに生き続け音楽を作り続けていること!
一月、ジェフ・ベック、ユキヒロ、デイビッド・クロスビー、トム・ヴァーレイン、鮎川誠が
逝ってしまいました。二月になり、ワタシは、ブライアン・イーノを、ハロルド・バッドを、
そして、キース・ジャレットを聴いています。
もういちいち嘆いていられないほどワタシの「ロック・アイコン」達が逝ってしまう。
でも、おもえば当然なんだ。ワタシはもうじき還暦を迎えるってんだから。
トム・ヴァーレイン。『MARQUEE MOON』をいったいワタシはどれほど聴いたのだろう。
このアルバムこそ「パンク・ロック」の始祖であり金字塔ではないだろうか。
鮎川誠。少年時代から知っていたけど初めて彼のギターに感応できたのは青年時代に聴いた
友部正人『戦死』のギター・ソロ。「あぁ、口下手の彼は、ギターですべてを語るヒトなんだ」
サン・ハウスを聴いたのは恥ずかしながらそれからだった。
David Crosby & Graham Nash – The Lee Shore (Live 1971) – YouTube
デイビッド・クロスビーまでもが逝ってしまった。
伝え聞くところによると彼の私生活の大半はアルコールや薬物依存による荒れ果てたもので
手を差し伸べる仲間たちを裏切り、皆から絶縁されたらしい。グラハム・ナッシュからもニール・ヤングからも。
けれど、それでも、デイビッド・クロスビーは最晩年まで「音楽を作り続けること」をやめなかった。
そんな彼の紡ぎだすハーモニーはため息が出るほど美しい。
ジェフ・ベックの訃報に続き高橋幸宏までが逝ってしまった。
青少年時代はジェフ・ベックって「超絶技巧の孤高のギタリスト」ってイメージしていました。
が・・この頃になって「ギターで物を語るヒト」とはまさにジェフ・ベックなのだと、
ようやく耳が感応できるようになって来たところだったのに・・
高橋幸宏さん、と「さん付け」するのはこそばゆい。「ユキヒロ」とずっと呼んできたもん。
若き日(馬鹿き日)、彼の作品の数々は心の拠り所でさえあったのです。
「カッコイイ」と憧れる大人がまたひとり逝ってしまいました。